保活狂騒曲

「保育園落ちた日本死ね」で日本が騒然とした2016年にはじめたブログ〜都内在住、7歳と2歳をゆるゆる育て中。総合職フルタイムのアラフォーワーキングマザーの戯言

【何区で保活をすべきか】港区に住み続けるか、それが問題だ

結婚して、もともと私の住んでいた部屋に夫が転がり込んできたため、割高の家賃で手狭な部屋での暮らしが約1年続いておりました。

さすがに子供が生まれると、ものであふれかえってしまうため、広めの部屋に引っ越したいと思うようになり、妊娠中は街散策などしながら住みたいエリアをのんびり探していました。

今までは、「会社から近い」「繁華街からタクシーに乗っても罪悪感のない距離」「好きなバーの近く」など、超・自己中心的に住むエリアや物件を決めていましたが、子供ができるとなると外せないのが・・・「保育園に入れるか」。

そう、どんなに素敵な家が手ごろな家賃で見つかっても、「世田谷区」などの保育園激戦地帯への引っ越しは、このタイミングでは見送らざるを得ないのです。


では、港区に残るか?については夫とも協議した結果、ファミリータイプのマンションで、それなりのグレードと広さで・・といろいろな条件を追及していくと、月々の家賃がバカ高い・・。払えないことはないけど、賃貸にこんなに収入をさくのはバランスが悪い、という結論になり、港区以外のエリアで検討することになりました。

まずは23区内で保育園に「メチャ入りにくいエリア」を除外し、家賃相場、居住環境、教育環境・・などで絞り込んでいきました。


ちなみに、23区外という選択肢ももちろんありましたが、わたしたち夫婦は共働きで、ふたりともそれなりに多忙な仕事をしているため、通勤時間に何時間もかかるのは現実的ではなく除外。
また、個人的には3.11の際に、ものすごい時間と労力をかけて郊外の家までたどり着いたという話を各方面から聞いていて、たとえば奥さんが専業主婦で子供の近くに常にいられるのであればまだいいですが、夫婦ともども日中、子供とすごく離れていなければならない・・というのはあまりに不安で、何かあっても、自力でなんとか駆けつけてあげられる、という距離がマストだと感じていました。


そして、いろいろとリサーチしてみて目星をつけたのが「文京区」

文京区での保活も一筋縄ではいかない、特に今年度、御茶ノ水女子大の系列で認定こども園ができたため、そこを狙って区外から転入してくる人もいるほど・・など、港区と比べて保活が楽な印象は受けませんでしたが、マンション探しで訪れた「茗荷谷周辺の緑の多い雰囲気と学校が多くて教育環境が良いところにひとめぼれ。

新宿区、台東区、北区なども保活はそんなに厳しくないらしい・・という情報もありましたが、腹をくくって「文京区で保活、がんばるわ」と夫に宣言し、本腰を入れて住まいさがし&保活を始めることになりました。

本音を言うと大好きな港区から離れるのはさみしい・・
一人暮らしならとても便利でキラキラしていて楽しいエリア。
でもどうしても、“家族で暮らしていく”“子育てをする”イメージがわかなかったんですね。

でも、新米ママには本当に手厚く温かくフォローをしてもらいました。
港区で子育てをスタートできてよかったです。