保活狂騒曲

「保育園落ちた日本死ね」で日本が騒然とした2016年にはじめたブログ〜都内在住、7歳と2歳をゆるゆる育て中。総合職フルタイムのアラフォーワーキングマザーの戯言

もものパフェ

赤ちゃんが我が家にやってきて早1ヶ月。
5歳になる上の子は、甲斐甲斐しく下の子のお世話をし、毎日嬉しそうにしている。

赤ちゃんが泣いて、
ごはんのときにテーブルにひとりでつくことになっても、
おやすみ前のルーティーンの絵本が読めなくても、
それなりに不満そうな顔はするが表立って文句を言うことはない。

ただ、最近やたらと、折り紙でおった手紙を渡してくる。

中の手紙にはかならず
「おかあさんだいすき。こんどでえとにいきませんか」「もものパふぇをたべませんか」(なぜか「パ」だけ毎回カタカナなのだ)
と書いてある。

上の子は寂しさこそ顔に出さないが、
おかあさんを独占して「でえと」に行きたいのだ。

ある日、夫に少しだけ赤ちゃんを預けて、
上の子との「でえと」を決行した。

ご要望の「もも」の「パふぇ」を食べに、30分だけ、デニーズへ。

こどもはもものパフェを頬張りながら「うーん!」だの「さいこー!」だの言いながら幸せそうな顔をした。

そして、レジでもらった100円引きクーポン券を大事そうにしまい
また、でえとしようね。とゆびきりげんまんした。

はてなインターネット文学賞
「記憶に残っている、あの日」