保活狂騒曲

「保育園落ちた日本死ね」で日本が騒然とした2016年にはじめたブログ〜都内在住、7歳と2歳をゆるゆる育て中。総合職フルタイムのアラフォーワーキングマザーの戯言

PDCAをまわす小2、それに感心する母。

9月。

そうそれは、秋祭りの季節。

毎週末、どこかしらでお祭りをやっているので、子どもを乗せた自転車で、

いそいそと出掛けるのが、ここ最近の楽しみです。

 

ある、こども祭り(町内会のパパママが手作りでやっているような祭り)で、

「千本引き」というコンテンツがありました。

おもちゃやお菓子が入った箱から、ヒモがたくさん出ていて、引っ張るとそのなかの何かが当たる。ってやつです。

 

小2の我が子、千本引きをいたく気に入り、

「週末、友達を呼んで、千本引きをやる」といって、何やらガサゴソ。

 

30分くらいで大小の箱で二種類の「自家製千本引きプロトタイプ版」を作り上げていました。

 

そしてさらに、「うまく引けるか、ちょっとやって感想ちょうだい。うまくいかなかったら改良するから」と、声をかけてきました。

 

母はおもいました。

そんじょそこらのビジネスパーソンより

しっかりPDCA回そうとしている。と。

 

まず、感心したのは、

景品を想定より少なくした、プロトタイプをつくり、うまく釣り上げられるかを検証していること。

次に第三者(母)に依頼してPoCを実施し、改善点を炙り出そうとしていること。

 

そして、私が実際にやってみて感想をいうと、「なるほど、じゃあ、ここをこうしてみると、もっとやりやすくなるかも」「アイディアがどんどんうかぶわ」みたいなことをブツブツいいながら、

すぐさまガサゴソと作業を開始していました。

 

シゴデキ!!!

 

つまり何かというと(うちの子、すごいでしょ、とか言いたいわけではなく)

子供にとって遊びはものすごく大事だな、とあらためて感じた、という話なんですね。

興味のあることをやり込む、遊び込む、そのなかで、失敗を通して工夫を育む。

その創意工夫の経験が、将来「これやりたい!」ってときに、生きてくる。

 

子供って永遠に遊んでられる気でいると思いますが、

意外とそんな時期もすぐに終わってしまう。

勉強も大事ですが「遊び込む」機会もたくさん作ってあげたい、と改めて感じました。

 

千本引き、うまくいくといいね!と心の底から思いつつ、

でも、ちゃんと片付けはしてね!とつい、いらん事を言ってしまう母なのでした。

(ヒモの切れ端とかダンボールのかけらとか、頼むからひろってすてといてくれー)