保活狂騒曲

「保育園落ちた日本死ね」で日本が騒然とした2016年にはじめたブログ〜都内在住、7歳と2歳をゆるゆる育て中。総合職フルタイムのアラフォーワーキングマザーの戯言

第2子育休復帰から丸2年。ようやくやってることに評価が追いついてきた。

マミートラック。

産休・育休から復帰した女性が比較的責任の軽い仕事の担当になる、昇進・出世コースから外れるといった状況になることを指す言葉です。

わたしは営業職なので、いやでも、このマミートラックを痛感する日々です。

そもそも、子供ができた時点で、営業から別部署に異動する人が多い。営業に残り続けるとしても、接待や深夜残業、出張もままならないと、なんとなく「第一線では活躍できない感」がただよい、評価は下げられがちです。

女性自身もその雰囲気を肌で感じるため、「もぐって仕事をする」、これは、わたしの勝手な表現ですが「ひと目につかないよう、粛々と自分の作業をこなす」って感じになりがちな気がします。

 

それじゃなくても、クライアントと接待ウェーイ!深夜残業、海外出張どんとこい。みないな古い働き方がまだまだ評価される会社、部署に所属していて、かつ「もぐって」仕事してたら、評価なんて下がり続けるに決まってます。

いや、納得いきませんけどね。でもそれが現実。

 

かといって、子供たちとの時間を犠牲にして、仕事する気もさらさらないわたしは、

「軸をズラす」ことで、ようやくやっている仕事に評価が追いついてきた、という手ごたえを得ました。

 

つまり、まだまだ働く「時間」が評価されがちな場所において

「量より質ですよね。それ、わたしだれにも負けてません」と言い続ける。

 

それでも、まだ量の不足を補うことができなければ、「だれもやってない取り組みを積極的に提案して、新たな価値づくりで評価してもらう」

「業務とは全く関係ないことを、自己投資で学んで(100万円かかった…)、それをテコに、ポジションを獲得していく」ということにチャレンジしました。

 

その結果、望んでいたポジションを提示され、引き受けることになりそうです。

 

自分の志向にあったポジションですし、新しい領域の勉強もできる。それに、自己投資もちゃんと回収できそうです笑

 

責任が重くなるので、ある種の負担は増えそうですが、

「保育園16:30にお迎え」「夕方以降は子供優先」のスタンスは崩さずうまくやっていければなぁ、と思います。

 

(そもそも、子供が小さく手がかかる時期と「働き盛り」の時期が重なってる時点で、なんかおかしいですけどね。「働き盛り」を早くずらす、といった施策が導入されてる企業もあると聞きます。うらやましいけど、恩恵を受けるのは次世代のパパママたちになりそう!)