保活狂騒曲

「保育園落ちた日本死ね」で日本が騒然とした2016年にはじめたブログ〜都内在住、7歳と2歳をゆるゆる育て中。総合職フルタイムのアラフォーワーキングマザーの戯言

お腹に「この日に生まれてきていいんだよ〜」と声をかけていた結果

(出産にまつわる些事。ご興味のない方はスルーください)


予定日より3週間ほど早い日を指定して

「この日に生まれてきていいんだよ〜」とお腹に声をかけていた結果・・・


その日に前駆陣痛が起こり、

翌日に生まれてきました笑

おしい!

けど、赤ちゃん、やる気出したじゃん。

えらいじゃんw


☆37週の検診


東大病院でははじめての女医さん。

テキパキしてて質問しやすい。


・前回、羊水少なめと言われた

・腹痛ハリは頻繁にあるが、お産に向けて進んでるのか


の2点が気になると冒頭に伝え、診察。


・羊水の量は問題ない

・子宮口は指一本分。すぐに出産に進む状況ではない


とのこと。

受付からお会計まで正味1時間。

東大での検診もだいぶ慣れてきたけど、やはりうっかり、何かを出し忘れたり、受け取り忘れたり。。


帰りは1時間かけてウォーキング。

お産に向けて、カラダの準備が進みますように。。(もう、息苦しさが限界だー!)


☆38週1日午前中


生理痛みたいな下腹部痛を1時間に1〜2回感じる。

痛みの強さはイタタタと少し顔を顰める程度。

経験的に、「痛くて動きが止まる程度、息が止まる程度」が陣痛の痛みかな〜というイメージなので、

前駆陣痛かな?とおもい間隔を気にする。

その直後、自宅のトイレで少量の出血があり、念のために病院に連絡。

「経産婦なんで、念のため受診しましょう」とのことで、内診とNSTをしに病院へ。


内診では子宮口、前回より少しやわらかいかな?くらい。子宮口は高い位置にある。

NSTではハリは8分感覚できてるが、まだ時間はかかりそうなのでいったん帰宅となりました。

ただ、経産婦なのでお産が進むと早そうなので、痛みの強さや感覚が変わってきたら要連絡。とのこと。


☆予定外の受診2回目(38週1日深夜)


昼間受診した同日、夕方〜夜にかけて徐々に痛みは強く。

5分間隔のアタタタタ、と声が出る程度の痛み。


22時ごろ痛みで目が覚める。

2時間ほど様子を見て、やはり痛みが定期的なので病院に電話。

血の混ざったドロっとした「おしるし」が結構な量、出る。


内診の結果

「子宮口の開き具合は、昼間と変わりませんね」と。ガーーーン。


経産婦なんで進むと速い、といわれつつも、

まだまだ陣痛ではない、

明日になるか明後日になるかはわからない、とのことで、

帰宅することに。

(このタイミングでの自費入院は決意できず、、)


ってか、前駆陣痛がこんなにつらいとはーー!!

どうせ痛いなら、本陣痛、はよきてくれ。

という生殺し状態。


☆38週2日の午前中〜

朝の6時くらいから5分間隔で強めの痛み。

子どもに話しかけられても対応ができない感じ。(冷たくあしらってしまう、すまぬ、子ども)

午前中いっぱい、痛みが来たら部屋の壁を押しつつ痛みに耐える。

壁を押す=相撲部屋で力士が柱を押す、ドスコイ練習みたいなかんじ。

壁を思いっきり押すと、多少痛みが紛れると言う新発見w

前日、2回家に帰されたため、

痛みはかなり強くなってきたが病院に電話する勇気が出ず、ひたすらドスコイ。

ってか、これ以上痛みが強くなると、ひとりでタクシー乗って病院行ける気がしない。

終わりの見えない戦いに心が折れそうになる。


12:00ごろ、ジョワっという水漏れの間隔。

破水きた?!

破水さえすれば入院できる・・と藁にもすがる思いで3回目の受診。


結果、高位破水で子宮口5センチ!

入院決定=終わりの見えない戦い、ようやく入口に立つ。

とりあえず入院できることが嬉しすぎて、家でドスコイし続けた自分を褒める。


分娩室で一段階上がった痛みとの戦いが始まる。

壁押しを教訓に、

立ち上がって分娩台の周りをウロウロしながら痛みが来たら分娩台の手すりを押す。


ユラユラ揺れるチェアーみたいなのをすすめられるが、立ってウロウロしてた方が楽なので使わず。


入院から約3時間で、痛みが二段階あがり、

もうどうにもこうにもってかんじになる。

「アタタタタ」「痛いよー」と呟き続けながらウロウロ&ドスコイ。


ある瞬間、バシャッっと膜が破れ完全破水。

その瞬間から地獄の痛み。

ワラワラと分娩準備が進み、

ワーワー言われながら(自分もワーワーいいながら)10分で赤ちゃん、無事に出てきました。


その後の後処理に痛い痛い言い、

陣痛開始から5時間、破水から10分。

世に言うスピード出産・安産ではありますが、地獄の痛みから解放されました。


東大病院はいま、立ち会い出産もやっているようですが、うちは上の子もいるので1人で臨みました。

そのためか?はわかりませんが、助産師さんがつきっきりでついてくれて、こしをさすったり進捗を教えてくれたりして、めちゃ心強かったです。

こまめに内診してくれたり、ドップラーで心音聞いてくれたり、同じ痛みでも「いい張りですよ〜」「ここら辺が痛いですか?アタマがはまってきてますね〜」と声かけしてもらえるだけで、だいぶ気分も違う。


助産師さんの対応は神だったし、

家から何往復もしたので、自宅から近い東大病院を選んでよかったです。


あと怖いのはお会計ですかね〜(汗)