「授乳中、スマホを見るなんてけしからん。
母親たるもの赤ちゃんの目を見て優しく語りかけるのだ」
・・みたいなどこぞの情報が頭にひっかかり、
上の子の授乳中はスマホなど手元に置かずに時間をやり過ごしていました。
しかし、結論から言うと
第二子の現在は授乳中、ためらわずスマホ、みてます。
その理由は、「D-MAR」と呼ばれている、授乳時の不快な症状から気を紛らわすためです。
D-MARとは不快性射乳反射というものらしく、実はこの症状には第一子の授乳の際にも悩まされていました。
わたしの場合、具体的にいうと、
子どもが母乳を飲み始めると、
肩周りの筋肉がギューっと収縮したような感覚になり、その後、内臓からモヤモヤっとしたネガティブな感情が襲ってきます。
モヤモヤのせいで「消えたい、いなくなりたい」みたいな感情を抱くこともあります。
この不快感のせいで、とにかく授乳に対して気が重くなります。
5年前、第一子の際に、この不快なモヤモヤはなんだ?とおもい調べてみたのですが、
そのときは、そんな症状がある、ということもネット上では見つけられませんでした。
また、助産師さんに尋ねた際も「寝不足からそういうこともあるよね〜」程度のアドバイスしかなく、「そーいうことじゃないんだよー・・!」とがっかりした記憶があります。
第二子が生まれる前に「また、アレがやってくるのか・・」と不安になり調べてみたところ
「D-MAR」と名前がついた症状であることをはじめて知りました。
数は少ないながら、同じような感覚に襲われるひともいるようで、ぶっちゃけ悩んでいるのが自分だけではなく安心しました。
海外では薬で対応するという情報もありましたが、今のところ日本でD-MARに対する手立てを聞いたことはありませんので、
個人的には毎回の不快感を「なんとか、やり過ごす」しかないかな、と考えています。
なので、今回はためらわずスマホを片手に授乳をしています。
不快感には授乳中1〜2回襲われるだけなので、それさえやり過ごせば赤子の目を見て微笑みかけもできるのですが、
たいてい赤子はハムハムしながら目をつぶっていますよね笑
もちろん、目を開けていればスマホを置いて優しく微笑みかけていますが。
D-MARという症状が知られるようになって、
スマホ以外になにか有効な対応策を教えてもらえるようになれば良いのですが!