保活狂騒曲

「保育園落ちた日本死ね」で日本が騒然とした2016年にはじめたブログ〜都内在住、7歳と2歳をゆるゆる育て中。総合職フルタイムのアラフォーワーキングマザーの戯言

夫が1週間の育休を取って後悔している→妻にも夫にもハッピーな育休とは

第二子出産に際して、
夫が1週間、育休を取得しました。

結果、激しく後悔していました。

男性社員が妻の出産に際して育休を取る、と言う話、社内で聞くことも増えてきましたし、
まだまだ低い水準ではあるものの、日本国内での取得率は伸びているようです。

子ども三人目、という男性社員から「半年ほど育休で休みます」と聞いた時は「さすが!」と思いましたが、
肌感としては、数日〜1ヶ月ほどの取得期間が多いのではないでしょうか。

第一子の際も1ヶ月、育休を取得した夫ですが、同じような原因で、今回も「激しく後悔」することとなりました。

さて、激しい後悔の原因とは?
それは、数日〜1ヶ月程度の休みだと、結局、仕事をチョロチョロやることになり、
妻からのミッション(家事育児)+仕事チョロチョロ=結果、負担増。とっても大変
ということになってしまっているのです。

前述の三人目男性社員のように、思い切って「半年休む!」と長期の育休を取るのであれば、まわりを巻き込んで、業務の引き継ぎ等もしっかりやれると思うのですが、
「1ヶ月未満」程度の休みであれば「何かあったら電話して」「その打ち合わせだけ顔出すわ」という対応をやりがちではないでしょうか。

バッチリ1ヶ月、存在感を消す、ということができる有能な男性もいると思いますが、
たいていは「緊急の電話には出ちゃう」「メールチェックしちゃう」「(ホントはダメだけど)打ち合わせにも顔出しちゃう」みたいなことなのかな、と。

そして、夫もまんまとこのパターン。
(というか、まわりの育休取ってる男性社員、ほとんどこれ・・)

妻としては「いやいや、育休取ってるんだし、家事育児優先でしょ。ガタガタ言わずにやらんかい」といっても許される状況ではありますが、それを言っては家庭が崩壊してしまうので、「仕事、大変だよね・・」と中途半端な育休に苦笑いしながら、なまあたたかく見守ることになります。

そこで、
今後、男性の育休がもっと増えていくために、
妻にも夫にもハッピーな育休取得のありかたとは?を勝手に考えてみました。

【結論】
「在宅勤務+育児時短」「全休+半休」みたいなフレキシブルな"半育休"の形が広まるともっと良いのではないかと思っています。

たとえば我が家の場合、
朝、上の子の保育園の送り
昼、買い物や下の子のちょっとしたお世話
夕方、上の子のお迎え、お風呂、寝かしつけの手伝い、夕飯時の下の子のお世話
をやってもらえればよくて、一日中、仕事を休んで、というより、朝昼夕の「育児コアタイム」に1時間〜数時間ずつくらい手を貸してもらえれば済むわけです。

また、新生児の時期は、赤子はほとんど寝ていますが、
月齢が上がってくるとまたタイムスケジュールやタスクが変わってくるわけで。

そんな、家族の状況や子供の状況にあわせて、フレキシブルに休みの形を決められる、というのが、理想的な育休のあり方じゃないかな、と考えていますし、
「1ヶ月、会社を休むのは・・」と育休取得に二の足を踏んでいる男性も、幅を持たせた選択肢を用意してあげることで、育児参加へのハードルも下がるのではないでしょうか。

・・とはいえ
今回の夫の育休に関しては、もうどうしようもないので「がんばれ」とお尻を叩くしかないのですけどね。