いま、「父が息子に語る 壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書」という本を読んでいますが、その中にこんな面白いことが書いてありました。
子どもは、いつも周囲の人々の考え、意図、動機について、自分なりの理論を構築し、その妥当性を検証している。~中略~
カップを何度もテーブルから払い落とすのは、子どもにとっては物理学と心理学の実験なのだそうだ(そうすることで、カップは必ず床に落ち、だれかが必ず拾ってくれることを知るのである)。
2歳児が執拗に牛乳を床にぶちまけるのも、実験だったのですね。
わたしは、「自分の都合の悪いことに反射的に怒りで返すのは損」。ということを学びましたが、
そろそろ2歳児にも
牛乳をぶちまける→お母さんが怒る
かつ、自分の牛乳もなくなる
という自分にとっての不利益も受け止め、実験を終了させてもらいたいものです。