5歳児、年始に保育園で作った絵馬に書いた今年の目標。
「さかあがりができるようになりたい」
我が家の方針は「子どもがやりたい、と言った時がやらせどき。やりたいことに短期集中で徹底的に付き合う」です。
というわけで、2月ごろから逆上がりの練習に取り組みました。
【YouTubeの動画をみて教え方やサポートの方法を研究】
いろんな動画をみて、教え方やサポートの方法を研究しました。
・順手逆手どっちがいい?(どっちでもやりやすい方でいい)
・逆上がりができない理由(足の蹴りと腕力が弱い)・・など。
あとは、アタマの後ろのボールを蹴るイメージが良いとか、目線はどこが良いとか。。
とりあえず、我が子がピンと来るコツはどれか?ひと通り試してみました。
・順手より逆手の方がやりやすそう
・左足前で踏み込む方が両足が高く上がる
・勢いをつけるときに腕が伸びていると力が入れにくそうなので曲げた状態から勢いをつける
・タオル(我が家は縄跳びを使用)を腰の後ろに回して腰や足を上げるのを補助し、「腕を曲げる、足を上げる、お腹と鉄棒をくっつける」感覚を理解する
・我が子のできない原因は圧倒的に「腕の力が弱い」なので、家でも腕立てなど筋トレをする
といったことを、子どもとトライ&エラーしながら決めていきました
【練習できる公園探し。ちょうど良い鉄棒って実は少ない・・】
鉄棒が高すぎたり、常に人がいて落ち着いて練習できなかったり、そもそも公園に鉄棒がなかったり。。
我が家の5歳児にちょうど良い練習用の鉄棒が近所にあまりないことに気付きました。
幸い、近所の幼稚園が週末園庭開放をしてくれていて、そこの鉄棒がちょうどよかったのと、足の勢いを補助する補助具(なんて名前でしょうか?足で駆け上がるみたいなやつです)をお借りして毎週末練習をしました。
しかし園庭開放がない日は・・残念ながら練習できず、家で腕を引いて足を引き上げる体操(肩倒立?的なやつ)をやっていました。
【勢いをつけるときのリズムを研究してみる】
5歳児は最初、前後に揺れながらリズムを取って、踏み込んでいましたが、これだとなかなか踏み込み力が足りず、腕がビーンと伸びてしまう。
そんなとき、隣で「タン、タタターン」(最初のタンが前、タタが後ろ、ターンで蹴り上げる)というリズムで逆上がりをしている子がおり、
真似して「タン、タタターン」のリズムで勢いをつけてみることに。
ちょっとクセのあるリズムの取り方ですが、結果、これで逆上がりを成功させることができました。
【補助具は使っても、頼りすぎないほうがいい】
足の蹴り上げの補助具は、駆け上がるのが正解ではなく、足を蹴り上げる感覚を掴むのに使う。
タオルや縄を腰に回す補助は、カラダを鉄棒に引きつける、腕を曲げる感覚を掴むのに使う。
など、目的が達成できたらあまり頼りすぎないほうがよいかな、と思いました。
ただ、成功体験として、補助具ありでも「できた!」とやる気を後押しできたので、子どもに合う補助具を研究してみてもいいかと思います。
【まずはすごく低い鉄棒で成功体験を積み、徐々に高い鉄棒にチャレンジする】
保育園にある鉄棒は、練習していた鉄棒よりかなり低いもので、最初「保育園の鉄棒で逆上がりできた!!」と報告がありました。
やったー!!と喜んで週末、いつもの練習用の鉄棒でやったらできずに、かなり荒れていましたね笑
「お母さんにもできたところ見せたかったのに」と泣いていました。
その後、ブランコのまわりにある柵(めちゃ低い)で、逆上がりをやってみせてくれ、逆によくそんな低いところでできるなってかんじでしたが、「すごい!ほんとにできたね!!」と褒めたら喜んでいました。
現在は、保育園の低い鉄棒では安定的に成功。
週末の練習用の鉄棒では2-3回成功。
という感じ。
週末練習用の鉄棒で安定して成功させることを目標に引き続き練習を続けています。
【逆上がりができるようになるまで1ヶ月半】
現在も完璧にできるようになった!とまではなってないですが
保育園の鉄棒で逆上がりができたときを「逆上がりできた認定」とすると、集中的に練習を始めて、約1ヶ月半で逆上がりができるようになりました。
最初の、腕がビーンと伸び、足も腰も全然上がらない・・という状態からここまでできるようになって、母としても大変感慨深いです。
しかし、「お母さんはうるさい!」「できないものはできないのにしつこい!」とかギャーギャー言いながら(言われながら)の練習は毎度疲れます!
ま、ここまで書いておいてなんですが、
わたしは逆上がりできません。
ためしに一緒に練習しているのですが腕がビーンと伸びて足も全く上がらないので
5歳児には「お母さん、ダサいね」と鼻で笑われています!(爆!)